mayとmightってどんな意味?

may-might 完全解説

皆さんは、mayとmightの意味をご存知でしょうか?なんとなくどんなニュアンスかは分かるけれど、はっきりした意味は説明できない・・・そんな人も多いのではないでしょうか?でもこのmayとmightは日常会話でも使われることが多く、使い方を間違えると失礼にあたる場合もあるので使えるように是非覚えてほしい英文法です。この記事で詳しく説明をしていくので、使い方をマスターしてくださいね!

そもそもmayとmightって何?

まず、このmayとmightが一体何なのかということについて説明します。この2つの品詞は、助動詞と呼ばれるものです。助動詞とは、その名の通り動詞に色々な意味を付け加えたりして動詞を助けるものです。

助動詞の仲間

  • can/could
  • may/might
  • must
  • will/would
  • shall
  • should
  • ought to
  • used to
  • had better
  • need dare

これらが全て助動詞と呼ばれるものです。この助動詞を使う際の注意点として、主語が誰であれ時制が何であれ、後ろの動詞は原形になるということです。

それでは、そんな助動詞mayとmightの詳しい意味を見ていきましょう。

may

  • ①許可:「~してもよい」
  • ②推量:「~かもしれない」
  • ③祈願・願望:「~でありますように、~するように」
    • mayの意味は、この3パターンに分けられます。
      まず、①の許可の意味から説明していきます。

      ①許可「~してもよい」

  • You may go back to your room.
  • You may use my dictionary for a while.
  • You may not smoke here.

相手に許可を出す時に使う表現です。canにも同じく許可の意味がありますが、このmayの方が少し形式的な言い方です。ちなみに否定文のmay not~となると、「~してはいけない」という軽い禁止や不許可を意味する表現になります。強い禁止はmust not~で表します。

もちろんMay I~?という形で、疑問文を作ることも可能ですが、ここで少し注意があります。基本的にmayは、上下関係がはっきりしている2者の間で(許可を与える立場の人から下の立場の人に対して)使われるものです。同じく許可を表すCan I~?との違いを見ていきましょう。

  • Can I use your pen?
  • May I use your pen?

日本語訳を見てもらうと分かったかと思いますが、Can I~?は友達や親しい人に許可を得る時に使う表現で、May I~?は自分より立場が上の人に言うフレーズです。日本語でいうと、敬語にあたります。

海外旅行などに行ってお店に入ると、店員さんが
May I help you?
いらっしゃいませ
と声をかけてくれますが、この文の元々の意味は「何かお手伝いいたしましょうか?」という意味です。お客さんに敬意を払い、mayという単語を使っているということが分かると思います。

②推量「~かもしれない」

  • Jim looks pale today. He may have a cold.
  • I think She may be in the kitchen now.
  • I may not be able to see you next month.

話し手の確信のない推量を表します。I thinkを文の先頭に付け、話し手の自信の無さを表すこともできます。実はcanにも同じ推量の意味があるので、置き換えることも可能です。否定文may not~になると「~でないかもしれない」と訳します。

③祈願・願望

  • May God bless you!
  • May your dream come true!

例文の通り、「~しますように」とお願いする時にはこのmayを文頭に持ってきて、その後ろに主語 + 動詞の原形と続けます。

誰もが一度は聞いたことのあるスターウォーズの有名な台詞、
May the Force be with you.(フォースと共にあらんことを)
という台詞も、実はこのパターンのmayの文になります。

でも実際は願望などを述べる時には、I hope~.という文を使うことが多く、このMay~.の文はかなり格式ばった言い方のようです。

might

次にmightについて説明します。mightはmayの過去形の形です。そのため、「~したかもしれない」と訳したいところですが、このmightには他の訳し方も存在します。ここでも例文を読んで理解を深めていってくださいね!

①時制の一致によるmight

  • She told me that she might come.
  • My mother said we might go out tonight.

英語では、基本的に時制を揃えなければいけません。この2つの例文では、mightの前に出てくる動詞が過去形になっています。そのため、その後ろの動詞も過去形にする必要があり、mayではなくmightを使い、時制を一致させています。

②可能性・推量を表すmight

  • He might be in the office.
  • You might be in time if you hurry.

「あれ?」と思った人もいるかもしれません。そうです、これ実はmayと全く同じ意味で使われているんです。それじゃあmayとmightって何が違うの?って思いますよね。mayとmightの違いというのは、話し手がどれくらい確信しているかで使い分けます。mightの方が、mayよりも確信度は少し低めです。

Can you come to my house tomorrow?
(明日の夜、うちに来れる?)
こう聞かれた時に、
I may go.
I might go.
この2つだと、I might go.の方が行ける可能性が低いことになります。「たぶん」という意味合いをはっきり出したい時には、mightを使った方が相手には細かい意思まで伝わると思います。

今、mayとmightはほぼ同じ意味ということを説明しましたが、一つ注意してほしいことがあります。肯定文で使うmightには「許可」の意味はありません!なので、「~してもよいです」という意味の文を作りたい時には、mayを使ってくださいね!

③疑問文で使うmight

  • Might I use your umbrella?

先ほど、mightに「許可」の意味はない、ということを書きましたが、疑問文になると「~してもよろしいですか?」という許可を得る時に相手に尋ねる言い方になります。少しややこしいですが・・・ 違いをおさえておいてくださいね!

④仮定法で使うmight

  • If I were in your place, I might quit the job.

仮定法というのは、事実とは違うことを仮定したり願望したりする時に使う英文法です。

If + 主語 + 動詞の過去形~, 主語 + would/might/could + 動詞の原形・・・
「もし主語が~すれば(~であれば)、主語は・・・する/かもしれない/できるのに」

If節を作り、コンマを打った後に続く文を主節と呼びますが、そこでmightを使い「~かもしれないのに」という意味の文を作ることが可能です。これは“現在の事実とは違うこと”を表す、仮定法の中でも「仮定法過去」と呼ばれるものです。

If + 主語 + 動詞の過去完了形, 主語 + would/might/could have + 過去分詞・・・
「もし主語が~していれば(であったら)、主語は・・・した/かもしれなかった/できたのに」

こちらは「仮定法過去完了」と呼ばれる、“過去の事実とは違うこと”を述べる時に使われるものです。この場合の主節のmightは後ろにhaveと過去分詞をつけます。

may/mightを使った表現

mayとmightの使い方はだいぶ分かってきたでしょうか?次に紹介するのは、mayやmightを使った慣用表現やフレーズです。そのままの形と意味で覚えてしまいましょう!

①may well~「~するのも、もっともだ」

  • You may well be proud of your father.

このwellは「道理にかなって、もっともで」の意味です。
may(してもよい)+ well(もっともで)→「もっともな理由があって~してもよい」→「~するのはもっともだ」という考え方です。この文は以下のようにも書き換えが可能です。

  • It is natural that you should be proud of your father.

②may(might) as well~「~しても(したほうが)よいだろう」

  • You might as well tell the truth to him.

「~したほうがよい」という消極的な意味合いで、mightを使った方がより控えめな表現になります。

③might(may) as well~as・・・「・・・するくらいなら~したほうがましだ」「・・・するのは~するのと同然だ」

  • You might as well talk to the wall as ask him for some advice.

なかなかひどい文ですが(笑)、「~したほうがまし!」なんて表現は日本語でもたまに言ったりしますよね。そんな使うのがこの文です。このパターンでは、mayよりもmightを使う方が多いです。

④may + have + 過去分詞「~した(だった)かもしれない」

  • She is late. She may have missed the train.

「~かもしれない」とう意味のmayの後にhave + 過去分詞がつくと、「~した(だった)かもしれない」という過去のことに対する現在の推量を表します。

この助動詞 + have + 過去分詞のパターンは他にもあります。せっかくなので、セットで覚えてしまいましょう!

  • must + have + 過去分詞「~した(だった)にちがいない」
  • cannot(can’t) + have + 過去分詞「~した(だった)はずがない」
  • should(ought to) + have + 過去分詞「(当然)~した(している)はずだ」

まとめ

ここまでmayとmightについてたくさんの意味や表現を紹介してきました。でも実はネイティブはmightの方をよく使います。私もロサンゼルスに留学している時に、会話の中でmayを使っているのは日本人しか見なかったような気がします・・・mayは論文などではよく使われますが、会話ではmightがメインです。
でもTOEICなどの試験等にはmayももちろん登場するので、この記事をぜひ英語学習に役立てていただけたらなと思います。それでは最後に、mayとmightを使った短い会話を紹介して終わります!

  • 男性

    Dad, May I ask you a favor?
    (お父さん、お願いがあるんだけど)

  • 少女

    Yeah, what is it?
    (ああ、なんだ?)

  • 男性

    Jim will hold a party tonight,so….
    (ジムが今夜パーティを開くんだ、それで・・・)

  • 少女

    So?
    (それで何だ)

  • 男性

    I want to borrow your car…
    (お父さんの車を借りたいんだ)

  • 少女

    But your mother said “No” because you might have an accident.
    (でも事故を起こすかもしれないから母さんはダメだって言っただろ?)

  • 男性

    But all my friends will go there! I have to go.
    (でも友達みんな行くんだ!僕も行かなきゃ・・・)

  • 少女

    Ok, you may use my car. But please be careful.
    (分かった、使ってもいいが気をつけるんだぞ)

  • 男性

    Thank you, Dad! You made my day!
    (ありがとう!おかげで最高の日だ!)

皆さんもmay/mightを使って会話を楽しんでくださいね!

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