お疲れ様の英語は存在しない!伝え方(シチュエーションまとめ)

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肩を揉んでお疲れと言う

仕事やアクティビティを英語圏の人たちとするとき、「お疲れ様」と言いたいのに言えない難しい場面があると思います。
なぜならば、日本語のお疲れ様のような、多くの意味を持つ便利なフレーズは英語には存在しないからです。
なんとか、英語に直そうとして“You look tired” (疲れてますね。)なんていった日には職場で孤立してしまいます。でも、多数の場面でお疲れ様のように使うことのできる英語の表現はありますよ。今日は場面、相手別にフレーズを紹介します。

お疲れ様の意味とは?

お疲れ様の使い方を大きく分類すると、“あいさつ”、“感謝”、“いたわり”の三つに分類されるでしょう。英語ではこれらのフレーズは別々に存在します。またお疲れ様は友達とも使えるカジュアルな言葉でありながら、目上の人にも使う敬語でもありますね。英語には敬語はありませんが、目上の人に使うべきではない表現があります。

アメリカでは基本、職場では上司も部下も下の名前を呼び合いますが、ちょっとした言葉のチョイスで尊敬を示すのです。また、英語では目上であっても、同等の相手であっても初対面は丁寧に話す、という前提がありますので初対面の人と話すときは、ここでの目上の人への話し方を参考にしてください。
またここでは基本的にアメリカ英語での表現を紹介しています。ビジネスの現場ではアメリカ英語が主流になることも多いですが、表現は英語圏の国によって違いますから、まわりがどう話すかを聞いて、柔軟に表現を使い分けるとよいと思います。

あいさつとしての“お疲れ様”

日本人はサラリーマン同士が朝一番に会って、まだ一日の始まりで疲れていないはずなのに、「お疲れ様です。」の一言ではじまることはよくありますね。英語ではこのお疲れ様はこんにちは、“Hello”に当たります。Helloは他にも、
・Hi
・Hey
といった、これらの表現を使うことができます。“Hey”は中にはフレンドリーすぎると感じる人もいるので、親しい関係の人に使い、目上の人には使うのを避けるのが良いでしょう。

また英語はあいさつをした後に、「調子はどうですか?」と相手に聞いてあげるのまでがセットであいさつです。ですから、“Hello”の後に
・How are you ?
・How are you doing?
・How do you do?
・How is it going?
・How's it been going?
これらの表現をつけることができます。 これらの表現はすべて「調子はどうですか?」という意味で、目上の人、初対面の人、親しい人皆に使うことができます。

では一度会ったことのある人にはこのような表現が使えます。
・How have you been?(最近どうだった?)
・How was your weekend?(週末はなにしてた?)
・How is your work going?(仕事の調子はどうですか?)
等が使えます。では親しい間柄ではどうでしょうか。
・What’s up? (調子どう?)
・What are you up to?(今から何するの?)
・What are you doing here?(こんなところでなにしてるの?)
“What’s up?”はオールマイティにいつでも使える、砕けた表現です。通な感じで言うと「ッツアップ」という風に言います。“What are you up to?”は相手が今から何をするのか知りたいとき、“What are you doing here?”は偶然会った友達に使うことができます。
これらの表現はいずれも質問ですから、答えるのが礼儀です。

有名なものは”I‘m Fine”ですが、日本人にはただ定型文のようにこれを繰り返してしまうことが多く、どんなに体調が悪くても、気分が乗らない日でも”I‘m Fine”なので、周りから鉄仮面を被った人のように見られがちです。ここでは質問をされていますから、素直に自分のフィーリングを表現するほうが自然です。少し体調が悪ければ、 “I’m a bit under the weather”(少し体調が良くないんだ)のように、自分の気持ちを素直に伝えましょう。また、返事をするときはどんな主語、動詞で聞かれているかにも注意しましょう。

日本人は先ほども言ったように”I’m fine”という癖がついているので、”I’m ○○.“と言ってしまうことが多いです。もしも”It“で聞かれれば”It”で答え、“have you…”と聞かれたら”I have”と答えることにも注意しましょう。 “How is your work going?”のような自分のことを聞かれているけども、”You“で聞かれてない場合は”It”で答えましょう。

初めて会った取引先の相手との会話

  • 男性

    Hello, I’m ○○. How are you doing?
    (はじめまして。○○と言います。調子はどうですか?)

  • 茶髪の男性

    I’m doing great! Thanks. ××. Nice to meet you. How is it going?
    (元気です。ありがとう。××です。よろしく。そちらは調子はどうですか?)

  • 男性

    It is great! Thank you.
    (私も元気です。ありがとうございます。)

親しい友達とばったり道で会っての会話。

  • 少年

    Hey ○○, What’s up?
    (やっほー○○、調子どう?)

  • 少女

    Hey ××, not much and you?
    (やっほー××、そこそこだよ。○○は?)

  • 少年

    Same as usual.
    (いつも通りだよ)

  • 少女

    What are you doing here?
    (ここでなにやってんの?)

  • 少年

    I’m about to go to school.(学校にいくとこ。)

  • 少女

    Me too! We can go together.
    (私も!じゃあ一緒に行こう。)

また、帰り際にさよならの代わりにお疲れ様をつかうこともありますね。英語ではさよならは ”Bye” "Good bye”と表現します。ここではお疲れ様の表現ですからさよなら+相手をねぎらう表現をお教えします。これは”Bye”に続いてつけてみてください。

  • See you later.
  • Later.
  • See you tomorrow.(Next week, at class, day after tomorrow etc)
  • See you around.
  • Have a good day/night.
  • Good night.
  • Take care
  • Take it easy

最後の二つはフレンドリーな表現なので目上の人には使うのは避けたいですが、”Take care”は「お大事に」という意味があり、体調が良くない人にいたわりの言葉として使うことができます。ですから場面を考えて使いましょう。
またこんなお疲れ様のときに使える英語のダジャレもあります。
"See you later, alligator.”日本語に直訳すると、「またね。ワニ!」とまったく意味のない、ただの音遊びのEnglish親父ギャグなんです。もしも言われたら、”After a while, crocodile”とワニギャグで返すのまでがセットです。

感謝としての“お疲れ様

お疲れ様は、労働をしてくれてありがとう、あなたの労働は素晴らしかったです、といったような感謝の意味もこめられて使われることがあります。

  • Good job!
  • Great work!
  • Well done!
  • You did a great job!
  • Thank you for your hard work.
  • Thank you for your help.

英語では基本的に目上の人には省略形をつかうのは良くないというルールがあります。

省略形とは“going to”の省略形は”gonna”、”want to”の省略形は"wanna”など、のことを指します。上に上げたお疲れ様の表現の中で、”Thank you~”と付くものは、親しい相手であれば”Thanks”に代えることができますが、これも省略形になるので目上の人への使用は避けたいです。
また省略形は基本的に口語の扱いなので、気軽なチャットやメッセージじゃない限り、ビジネスメール、書類などでは使用ができないことも覚えておきましょう。

"good”、 ”great”の部分は他の褒める意味合いを持つ形容詞に代えることもできます。たとえば”Amazing” “brilliant” “Fantastic”などの言葉を使って盛大に相手を褒めることもできます。この相手の仕事ぶりを褒める表現は目上の人に使うのは失礼に当たります。ですから目上の人には下の二つを使うようにしましょう。

プロジェクトが大きな成功をおさめた後の上司と部下の会話

  • 少女

    You did a fantastic job today!
    (今日は素晴らしい仕事ぶりだったね)

  • 男性

    Thank you! But I couldn’t do it without you, Thank you for your help.
    (ありがとうございます。でもあなた無しでは成し遂げることができませんでした、助けてくださってありがとうございました。)

  • 少女

    No problem. We should be ready for a next project soon.
    (問題ないよ。次のプロジェクトのための準備をすぐに始めないとね。)

  • 男性

    That is true. I would work hard even more!
    (そうですね。次は、もっともっと頑張りたいと思ってます!)

ここでは部下がwant to”のかわりに”would”を使っています。”would”は目上の人に使うのに良い表現です。
*いたわりとしての”お疲れ様” お疲れ様は文字通り、疲れている人をいたわる表現として使われます。しかしいきなり”You look tired.”と言い放つのはちょっと失礼なので、他の言い方で言ってみましょう。

  • Are you all right?
  • Are you going to be all right?
  • You must be tired.
  • Can I help you in any way?
  • Are you oaky?
  • Are you fine?

ここでのお疲れ様は、「大丈夫ですか?」という言葉のほうが表現として近いです。
英語はYesかNoで割り切る言語なので、日本語のように「疲れてますね」では済まさずに、その後の解決策まで導きだしてあげようとします。そういう面では日本語は微妙な表現ができるのが魅力であるといえるでしょう。答えるときは、英語にも微妙な表現ができる単語があります。
少し疲れてるよと伝えたいときは“I’m a little tired”(少し疲れています。)“tired”の前には”kind of”をつけると「微妙に」「なんとなく」という意味になります。若者言葉でもあるので友だち同士での間で使ってください。上の例の最後の二つも同じくラフな表現なので、目上の人へ使うのは避け、友だちに使うとよい表現です。

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